東日本大震災 被災写真集 自宅周辺 2011年3月11日以降
仙台市内のライフラインは寸断され、多くの建物に傷がついた。のみならず市井の人も傷つき、困窮した。
一夜明けた路上
中央に転がっているのは落ちてきた瓦の破片。地震時、外に飛び出すのは危険。コンビナート火災 12日14時
ようやく黒煙が収まり始めた。平時なら大事件でも、今回のようなときは「どこかで何かが燃えている」程度にしか感じない。
新幹線高架
架線を吊る柱は、このように曲がってしまった。当分新幹線は走らないだろうと覚悟せざるを得ない。家電量販店
大きなガラス窓が一面すべて落ちた。一階を駐車場にした店舗は被害が大きかったようだ。ショッピングセンター
天井がすべて落ち、空調ダクトがぶら下がっている。
焼肉店窓
幅、高さ共2m程度の大きなガラス窓が木っ端微塵。当分開店はできないだろう。古い家屋のモルタル壁
築数十年のモルタル作りは、多くがこのように剥離脱落している。高所のものは危険。重量鉄骨ALC工法のビル
外壁のパネルが損傷を受けている例が多い。応急処置のガムテープで止めは笑えない。
同じく重量鉄骨ALC工法のビル
外壁パネル継ぎ目で割れたものが多い。足場材料は奪い合いで、6月にはほとんど手配できなくなった。震災ごみの仮置き場
市民の自主搬入を無料で受け入れている。場内に入るのに1時間待ち。便乗の一般粗大ごみも多そうだ。
隣地揚壁
当方側に傾き、間から土砂が流出している。墓地の惨状
墓石は耐震施工されているのか、あまり倒れていない。その代わり灯篭などの付属品が倒れている。落下した照明器具
吊り下げるタイプの照明は多くが落下、破損した。天井固定はほとんど落ちていない。
12日 なんだか知らないが行列
行列の先頭がどこだか分からない。開店している店舗にはすぐに行列ができる。13日 近所のスーパーマーケット
行列に一時間並び、手に入るのは2食分の食材くらい。
それも選り好みはできない。
この行列を見たとき、被災者になったことを実感した。